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 将棋の第32期竜王戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定三番勝負第3局が5日、東京都渋谷区の将棋会館であり、豊島(とよしま)将之名人(29)=王位とあわせ二冠=が、木村一基九段(46)に勝って2勝1敗とし、広瀬章人竜王(32)への挑戦権を獲得した。現在、王位戦七番勝負で豊島名人に挑戦している木村九段のタイトル連続挑戦はならなかった。

 豊島名人は竜王戦初挑戦。10月に開幕する七番勝負でタイトルを獲得すれば、名人とともに将棋界の二つのビッグタイトルを手にすることになる。

 豊島名人は「3局通して力は出せたかなと思う。竜王戦はなかなか勝ち上がることができなかったので、挑戦できてうれしい。タイトル戦が続いていろいろと課題が見えてきた。まずは体調を整えてという感じです」と話した。

 一方、木村九段は「ちょっと攻めが暴発だった。もうちょっと丁寧に指さないといけなかった。(1勝2敗の結果については)ちょっと力が足りなかった」と話した。(村上耕司)