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 5日のニューヨーク株式市場は、米中通商摩擦が和らぎそうだとの期待から、主要企業でつくるダウ工業株平均が大きく続伸した。終値は前日比372・68ドル(1・41%)高い2万6728・15ドル。トランプ米大統領が対中制裁関税「第4弾」の発動を表明する直前の7月末以来、ほぼ1カ月ぶりの高値となった。

 米中両政府は5日、10月初めに米ワシントンで高官級通商協議を再開することで合意。当初予定していた「9月上旬」からはずれ込んだものの、市場では緊張緩和への期待が高まった。重機大手キャタピラーなど中国ビジネスの割合が大きい銘柄を中心に買い注文が広がり、ダウ平均の上げ幅は一時、480ドルに達した。

 ハイテク株の多いナスダック市場の総合指数も大幅に上昇し、前日比139・95ポイント(1・75%)高い8116・83で引けた。(ニューヨーク=江渕崇)