林知聡
横浜市神奈川区の京急本線で快特列車とトラックが衝突し、36人が死傷した事故で、事故現場の復旧作業は6日も続いた。事故車両の一部は車庫に移され、衝突で激しく破損したトラックの一部も撤去された。京急は、京急川崎駅と横浜駅間の上下線で運転を見合わせており、7日昼ごろの再開をめざして作業を進めた。
京急は当初、復旧を6日夕方のラッシュ前と設定していたが、傾いた先頭車両を重機で持ち上げて搬出する必要があるなど、予想以上に時間がかかっているという。車両を完全に撤去できないと架線や軌道の損壊状況も確認できず、運転再開の繰り延べを決めた。
6日午後には現場に重機が到着。アームを先頭車両の上に伸ばし、数十人の作業員が車両の周りに集まって作業を進めた。(林知聡)
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。