【動画】集中豪雨に見舞われ、橋が崩落した三重県菰野町の現場=西川史さん提供
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 三重県北部は6日未明、大雨に見舞われた。同日午前1時までの1時間降水量は、いなべ市付近で120ミリ以上、菰野町付近で約120ミリを記録。気象庁は記録的短時間大雨情報を出した。4日から大雨が続いていることから、土砂災害への警戒を呼びかけている。

 大雨の影響で、菰野町では午前0時40分ごろ、田口川が越水した。これを受けて町は、すでに災害が発生していることを示す「警戒レベル5」の災害発生情報を一時発令した。町内を流れる海蔵川では、町道が通る橋が崩落したり、護岸の一部が崩れたりした。

 崩落した橋の近くに住む会社員徳永拓也さん(27)は午前1時ごろに目を覚ますと、自宅玄関前まで水がつかっていた。午前3時ごろには、橋が崩れ落ちていた。「川の水はあふれ出す寸前だった。小さい息子がいるので、心配で眠れなかった」と話していた。

 三重県災害対策本部によると、4日からの断続的な大雨で、県内での住宅の半壊と一部損壊はそれぞれ1棟。また、床上・床下浸水は計58棟に上った。

 公共交通機関にも影響が出た。JR東海によると、線路近くの土砂崩れで、関西線の四日市―亀山間は始発から運転を一時見合わせた。