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 宮崎県日南市の飫肥中学校で6日、3年生2クラスの56人がペアになって交互に車いすに乗ったり、アイマスクをして歩いたりして、介助する側、される側を体験。ハンディキャップや福祉について考え、助け合いの大切さを学んだ。

 人口の高齢化や障害者の社会参加が進む中、福祉体験を通じて社会に貢献できる人材を育てようと、3年生はこれまで認知症サポーター養成講座を受講したり、高齢者と交流したりしてきたという。

 この日は市社会福祉協議会職員や社協の養成講座を受けた福祉講師、地域ボランティアが生徒たちを見守り、車いすで安全に段差を越えるこつや目が見えない人の誘導の仕方などを教えた。

 アイマスク体験をした徳留暖人(はると)さん(14)は「まったく見えないので、普段の学校とは全然違う世界。介助の大切さが分かった。街中で困った人を見かけたら助けてあげたい」。車いす体験をした中村明莉さん(15)は「段差を越える時に自分の重さを感じた。立っている時と比べて力加減が思った以上に違うので驚いた」と話した。(菊地洋行)