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 トヨタ自動車系部品メーカー大手のトヨタ紡織は6日、欧州の子会社が、悪意ある第三者からの虚偽の指示に基づいて、資金を流出させる被害にあったと発表した。損失額は最大約40億円に達する見込み。同社は詐欺事件とみて、現地の捜査機関に被害届を出した。

 被害にあったのは、欧州・アフリカ地域を統括する100%子会社のトヨタ紡織ヨーロッパ(本社・ベルギー)。8月14日に虚偽の指示を受け、その後資金を流出させた。まもなく社内で被害に気づいたという。

 トヨタ紡織は「ご迷惑とご心配をかけ、深くおわび申し上げる。捜査にかかわるため詳細の開示は差し控えたい」としている。今後、公表済みの2020年3月期の業績予想を修正する可能性もあるという。