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 内閣府が9日発表した今年4~6月期の国内総生産(GDP)の2次速報は、物価の影響を除いた実質(季節調整値)で、前期(1~3月)より0・3%増えた。この状況が1年続くと仮定した年率換算では1・3%増。企業の設備投資などが下方修正されたことで、GDP全体も1次速報(年率1・8%増)から下方修正された。

 プラス成長は3四半期連続。米中通商対立による中国経済の減速などの影響で落ち込んだ外需を内需が補う構図は、1次速報から変わっていない。ただ、内需の柱である個人消費が特殊要因で押し上げられた面があるうえ、設備投資の増勢にブレーキがかかっており、景気の先行きは不透明さを増している。

 下方修正の主な要因は、設備投資の下ぶれだ。今月2日に公表された4~6月期の法人企業統計をGDP2次速報に反映した結果、設備投資は1次速報の1・5%増から0・2%増に下方修正された。非製造業は堅調だが、製造業では慎重な姿勢が強まっている。

 GDPの半分以上を占める個人…

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