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 大地震や土砂災害などを想定した群馬県の総合防災訓練が7日、同県富岡市上黒岩の北部運動公園などであった。消防や県警、陸上自衛隊、医療機関などから約1千人が参加。住民ら約2200人も避難訓練に加わり、消火や救助の手順を確認した。

 訓練は県南部を中心に直下型地震が発生し、震度7の強い揺れに襲われ、大型台風も襲来、富岡市では家屋の倒壊や火災、土砂災害などが発生したという想定で行われた。

 消防隊員らは土砂に覆われたバスや車の中に閉じ込められた負傷者らを救助。災害派遣医療チーム(DMAT)の医師や看護師も出動し、けがの程度に応じて搬送や治療の優先順を決める「トリアージ」を行う訓練もあった。小型無人機(ドローン)も飛ばして災害現場の情報を収集した。

 併せて、イベント会場でのテロ事件に備えた訓練も行われた。会場では、降雨・地震体験車の出展や備蓄食料の無料配布などもあり、一般の来場者約1900人もいざという時の備えについて考えた。(森岡航平)