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 来年1月の台湾総統選に向け、野党国民党の予備選に挑んで敗れた鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘氏(68)は7日、台北市内で日本メディアと会見し、独自に立候補の準備を進めていることを明らかにした。無所属での出馬を模索しており、近く最終判断するとみられる。

 郭氏は会見で、与党民進党から再選を目指す現職の蔡英文(ツァイインウェン)総統について、「中国との意思疎通のパイプがない」などと中台関係の悪化を批判。総統選について「出馬の準備をしている」と語った。郭氏が無所属で立候補すれば、国民党の公認候補となった高雄市長の韓国瑜氏(62)の票が割れることが予想されるため、郭氏の動向は選挙情勢に大きく影響しそうだ。(香港=西本秀