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嗅覚の分子メカニズムを研究・東原和成さん

 「赤ワインと魚を合わせると必ず生臭くなる」「消臭剤はにおいを消す」――。においについてのこんな誤解はたくさんあります。

 地球上には数十万種ものにおい分子があると言われていますが、人間はそれらを鼻の奥にある396個の嗅覚(きゅうかく)受容体で感知しています。しかしにおいの感じ方は一人ひとり違います。受容体の形や感知する力には個人差があり、さらに脳でその人の記憶と結合して、はじめて「におい」として感じるからです。同じ香水に対して「甘い香り」「野性的で魅力的」と感じる人がいる一方で、「いやなにおい」と思う人もいるのはそのためです。

 しかしいい香りであってもにおい成分の濃度が濃いと、刺激となって痛みに感じることがあります。柔軟剤の香りで気分が悪くなる人がいるのも、これが一因。メントールやワサビのように少量でもツンと刺激に感じる物質もあるので、自分が好きなにおいでも他の人に対する配慮が必要です。

 その場の文脈もにおいの感じ方…

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