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 全国の児童相談所(児相)で、児童虐待の疑いがある家族の情報を警察とどう共有するかをめぐり、対応が割れている。重大な虐待を見逃さないよう情報をすべて提供して共有するか、保護者との信頼関係を重視して警察には伝えないケースを設けるか――。ジレンマを抱えている。

 「(警察との)『全件共有』に合わせたい」。大阪市の松井一郎市長は今月5日の記者会見で、新しい方針を示した。市は2021年度から虐待情報をオンラインで警察と共有することを検討している。当事者が相談しやすい環境を守るため、保護者自らが虐待し、相談に訪れた軽度な情報は対象外とする方針だったが、変更する。

 きっかけは、市内で4歳の息子…

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