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 夕方から夜間の交通事故を防ごうと、島根県警は、反射材の着用を進める「キラリ推進隊」を県内の8団体に委嘱した。県高校野球連盟が新たに選ばれ、県警本部で9日にあった委嘱式で、連盟を代表して今夏の甲子園に出場した石見智翠館の前主将・関山愛瑠斗(あると)君(3年)が「悲惨な交通事故が1件でも減るよう頑張ります」と語った。

 キラリ推進隊は2015年10月に県警が創設した。影響力のある団体に率先してたすきやリストバンドの反射材を着用してもらい、普及を目指している。今年はJA共済連島根など6団体が昨年から引き続いて委嘱され、新たに県高野連と県老人クラブ連合会が加わった。

 県高野連は9月初め、加盟する39校に野球部員計1500人分の反射材を配ったという。萬治正専務理事は「高校球児が着用することで、球児に憧れる地域の子どもたちへの普及にもつながるはず」と期待する。

 県警交通企画課によると県内では昨年9月~今年8月の1年間に22人が交通事故で死亡した。そのうち夕方~夜間の歩行者の死亡者数は8人で、いずれも反射材を身に着けていなかったという。(浪間新太)