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 「菊の節句」とも言われる9日の「重陽の節句」で、佐嘉神社(佐賀市松原2丁目)は開運と長寿を願う「菊まつり」を開いた。

 本殿で神事があり、巫女(みこ)が太鼓や笛の音などに合わせて舞を奉納。平安時代の若返りのおまじないとされた「菊被綿(きくのきせわた)」を再現した菊の鉢も並べられた。前日から菊の花を真綿でおおって香りを移し、露(つゆ)で湿ったその真綿で顔を拭くことで若さを保とうとする行事だという。

 神事に毎年参加しているという佐賀県神埼市千代田町、県菊花愛好会の山口和馬会長(66)は「心が落ち着いて神聖な気持ちになった。これからも健康第一で菊づくりを楽しみたい」と話した。(大村久)