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 将来世代の視点を採り入れて政策などを考える「フューチャー・デザイン(FD)」と呼ばれる試みが広がっている。課題を解決して将来世代を豊かにすることを追求する考え方だ。これを防災に生かす研究が始まっている。

 大阪大吹田キャンパス(大阪府吹田市)で8月、大阪大工学研究科による高校生向けの研究室体験プログラムが開かれた。倉敷哲生教授(信頼性工学)は、未来を考えるワークショップを行った。

 そこで、こんな問いかけがなされた。

 205×年、南海トラフ巨大地震が発生しました。大阪湾に面したあなたが住む町は、揺れと津波で深刻な被害を受けました。今からあなたは2060年にタイムトリップします。被災した町で、何をしておくべきだったか考えてみましょう……。

 この日の目標は、地域の総合計…

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