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 NHKは9日、2021年の大河ドラマが、新一万円札の顔となる実業家、渋沢栄一を描く「青天を衝(つ)け」に決まったと発表した。渋沢を演じる吉沢亮さん(25)は発表会見で「渋沢の人生をエンターテインメントとして楽しく届けられるよう頑張らせて頂く」と話した。脚本は、連続テレビ小説「あさが来た」などを手がけた大森美香さん。

 幕末に農民の家に生まれた渋沢は、幕臣や新政府の官僚を経て実業家として活躍し、約500の企業を育てた人物。「日本資本主義の父」と呼ばれ、24年度上期をめどに刷新される一万円札の顔になることが決まっている。ドラマでは挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いた渋沢の人生を描くという。

 吉沢さんは特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」シリーズで注目され、映画「リバーズ・エッジ」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若手の実力派。現在放送中の連続テレビ小説「なつぞら」ではヒロインの幼なじみ、山田天陽を演じた。

 「青天を衝け」は大河第60作目にあたり、21年1月から1年間放送される予定。(黒田健朗)