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 福島県南相馬市原町区の里山、馬場地区にある旅館「抱月荘」。仕事の息抜きでふと寄った。約1万平方メートルの広大な日本庭園にはわき水を使った滝が流れ、この季節、サルスベリが紅色の花を咲かせ、チョウやアゲハが舞う。震災に耐えた草木を見て、宿泊客は「咲いててくれてありがとう」と声を掛けていた。

 原発事故の後、休業を余儀なくされたが、昨年5月に再開した。県産の食材にこだわった料理で、宿泊や会食の客は震災前よりも約5割増えた。3代目で料理長の高藤明彦さん(44)は「地元の食材を使った料理や福島県産の酒をお出しできる喜びをかみ締めています」と話す。

 東京の料亭で14年間修業を積んだ。「おいしく、安全・安心な食材で福島をアピールしよう」。10部屋の旅館を再開する際、風評の払拭(ふっしょく)に料理人として力を注ごうと決意した。

 ランチと夕食は2カ月ごとに献…

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