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 ビキニ環礁の水爆実験で被曝(ひばく)した元マグロ漁船員や遺族らの証言をまとめた写真集「NO NUKES ビキニの海は忘れない」が、第22回日本自費出版文化賞(日本グラフィックサービス工業会主催、朝日新聞社など後援)の大賞を受賞した。508点の応募作から選ばれた最高賞だ。

 著者は、高知市の「平和資料館・草の家」副館長の岡村啓佐さん(68)。四半世紀前、長崎の原爆とビキニ環礁の水爆実験をそれぞれ経験して自殺した宿毛市の船員の存在を知った。

 「核の被害を受けたのは、広島、長崎だけではない」。1999年、船員や家族を訪ね歩いて集めた証言を本にまとめた。政府がビキニの水爆実験の資料を開示した2014年に聞き取りを再開。船員や遺族の姿を写真に収めた。

 「20代で歯を全部抜いた」「…

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