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 天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」(11月14、15日)に向けた麻織物「麁服(あらたえ)」の織り初め式が10日、徳島県吉野川市山川町の山崎忌部神社であった。

 材料の麻糸は、NPO法人あらたえ(西正二理事長)が美馬市内で種から育てて紡いだもの。今月2日、阿波忌部麁服調進協議会(吉野川市、木村雅彦会長)に引き渡された。

 この日は神社の境内で、飯泉嘉門知事ら約100人が見守る中、巫女(みこ)姿の7人の「織り女」が、拝殿に置かれた2台の織り機に向かった。

 織り女の一人で会社員の木村亮子さん(22)は「皆さんの期待に応えられるよう、心を込めて織り上げたい」と話した。同協議会が麁服(長さ約11メートル、幅約32センチ)4反を織り、徳島市二軒屋町の忌部神社で奉告祭をした後、10月末に宮内庁に納める。(福家司)