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 2014年9月27日の噴火からまもなく5年になる御嶽山の頂上、剣ケ峰に立った。7月から一般登山者も剣ケ峰に登れるようになった。見おろす一ノ池の火口はまだ火山灰をかぶったままで色彩を感じさせない眺めだが、ヘルメットをかぶった多くの登山者が訪れている。8月下旬、飛驒側の濁河(にごりご)温泉から1泊2日で登った。

 気象庁が定める御嶽山の噴火警戒レベルは2年前、レベル2「火口周辺規制」からレベル1「活火山であることに留意」に下がった。しかし地元自治体の火口から1キロへの立ち入り規制が続いていた。その規制が7月1日から10月16日までの期間に限定して一部解除され、道を選べば山頂に立てるようになった。

 活火山に登る際の「万が一」の備えとしてヘルメット持参は定着したようだ。山頂付近で見かけた登山者のほぼ全員がヘルメットをかぶっていた。私は工事現場などで使う防塵(ぼうじん)用ゴーグルと、マスク3枚もすぐ取り出せるようにリュックの雨ぶたに入れておいた。

 濁河温泉を出発したのは午前8…

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