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 サッカーの男女日本代表を率いた名将2人は、現在の代表チームをどう見ているのか。1998年、2010年と2度のW杯で男子日本代表を指揮した岡田武史さん(63)、11年女子W杯で日本を世界一に導いた佐々木則夫さん(61)。10日に東京都内で行われた日本サッカー殿堂掲額式で、それぞれの思いを語った。

 男子の日本代表は10日のミャンマー戦を皮切りに、22年カタールW杯の2次予選に突入する。岡田さんは「2次予選はそんなに厳しくないと思う」と述べた上で、「不安がある」。思い描くのは、強豪チームとの対戦が予想される最終予選以降について。「今の代表は個で通用する選手が多い。でも、先に進んだときに、強い相手に研究されると個は抑えられる」。それでも、「今までになく、見ていてワクワクするチーム。森保(監督)ならやってくれると思う」と期待を寄せた。

 女子の日本代表は今年のW杯で3大会連続での決勝進出を果たせず、16強止まり。16年リオデジャネイロ五輪はアジア予選で敗退するなど、ここ数年は苦戦が続いている。来年の東京五輪を前に、佐々木さんは「どんな色でもいいからメダルを。そうすれば勢いがつくと思う。その一助になりたい」とエールを送った。

 今回の掲額式は16回目で、2人に加え、18年W杯ロシア大会で日本を16強入りさせた西野朗・現タイ代表監督(64)も殿堂入りした。殿堂入りした人数の総計は83人、2チームとなった。(清水寿之)