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 韓国との国境に近い長崎県対馬市北部の比田勝に10日、ビジネスホテルチェーンの東横イン(本社・東京)が新たなホテルをオープンした。日韓関係の悪化による韓国人客が減少する中での開業となった。

 市が同社に市有地約1万2千平方メートルを最長で2026年まで無償貸与する。韓国人観光客が増え、インフラ不足が課題になっていた2016年3月、市が公募で同社を選んだ。

 8階建て計243室。同社は「初の本格的なリゾート型」と位置づけ、オーシャンビューが楽しめる広めの部屋も備える。釜山との旅客船が発着する比田勝港から車で約5分。壱岐対馬国定公園内で、名所の三宇田浜海水浴場に隣接する。対馬の魅力アピールの一助にと、在来馬の「対州馬」3頭が市から貸与され、敷地内で飼育される。

 この日の客室稼働率は約50%という。セレモニーに出席した同社の渡辺憲二会長は韓国人客の減少について「一時的な現象で、いまが大底。必ず回復する」と話した。韓国内のチェーン店とも連携し、集客をめざすという。

■地元業者「このままでは…

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