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 秋田県横手市の雄物川図書館にあるたいまつ記念室で、特別展示「それは『たいまつ十六年』から始まった」が開催されている。ジャーナリストのむのたけじさん(1915~2016)が、全国的に有名になるきっかけとなった『たいまつ十六年』出版前後の資料約40点を展示し、経緯や周囲の支援の様子をうかがうことができる。29日(水曜日休館)までで、入場無料。

 むのさんは自身の戦争責任をとり、1945年に朝日新聞社を退社。48年に郷里に近い横手市に戻り、タブロイドの週刊新聞「たいまつ」を発行した。1963(昭和38)年出版の『たいまつ十六年』は、むのさんの初めての著書で、自身の記録や記事などをまとめた。

 特別展示では、むのさんを慕う平鹿、仙北、雄勝などの有志が、たいまつ創刊15周年を祝うとともに激励しようと開催した「たいまつ祭」の案内文や著書の普及計画書のほか、祭の様子などを紹介した「週刊朝日」の記事などが並ぶ。出版後、脚光を浴び、放送されたテレビの台本や週刊文春の記事なども展示している。

 むのさんは新聞創刊直後は事務…

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