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 首相を終えた後もキングメーカーとして権勢をふるった田中角栄元首相は、かつて「首相の条件」として「党三役(党幹事長、総務会長、政調会長)のうち幹事長を含む二つと、蔵相(現財務相)、外相、通産相(現経産相)のうち二つ」と言った。田中氏以降、三木武夫、福田赳夫、大平正芳の3氏も条件を満たして首相となった。

 だが、こうした条件は大きく変わった。

 田中氏が挙げた条件を一つも満たすことなく首相のイスに座った一人が小泉純一郎氏だった。小泉首相は2003年、当時当選3回、49歳で閣僚も党要職の経験もなかった安倍晋三氏を幹事長に抜擢(ばってき)した。安倍氏はその後、官房長官も経験し、小泉首相の後継者に上り詰めた。

「ポスト安倍」として注目される菅氏や岸田氏、石破氏らの立場は。専門家の考える、首相の要件も紹介します。

 御厨貴・東大名誉教授(日本政治史)は、「派閥政治の順送りによる要職経験を評価するのではなく、チャンスを与えてはい上がってきた人間を重用するのが小泉流だった。首相候補としての鍛え方を変えた」と分析する。

 今回の改造人事で、「ポスト安…

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