北海道)厚真町の和太鼓グループ、支援に感謝の新曲披露
原田達矢
和太鼓の軽快な鼓動が、胆振東部地震からの復興へと向かうふるさとを表現している。バチを振るのは北海道厚真町民でつくる和太鼓グループ「厚真郷芸保存会」のメンバーだ。この1年間の支援に感謝し、15日に町内で演奏を披露する。
「ハッ」。4日、町内の児童会館に威勢のいい掛け声が響いた。メンバー7人が練習するのは15日に初披露する曲「暁天の光」。1人の演奏者のかすかな鼓動から始まる。2人、3人、4人……。折り重なり次第に分厚くなった音色が、床や壁を震わせた。
曲の冒頭は地震で大きく揺れた厚真町を表している。指導役の畑嶋麻由美さん(46)は「つらくてもあの日を思い出しながらたたこうと思う」。
保存会は、畑嶋さんら4~4…
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