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 インドネシア中部ジャワ州の州都スマランから、車で2時間ほどの距離にある小村ケンテング。10日夕、6千リットルの生活用水を積んだインドネシア赤十字社の給水車が着くと、大小のポリ容器を手にした住民らが次々に駆けつけた。

 「助かる。4カ月も待っていた」。主婦のムルティさん(52)が、笑顔を見せた。5月に乾期に入ってから雨がまったく降らず、家族9人が風呂や台所で使う水がない。2週間ごとに民間業者から生活用水を60万ルピア(約4600円)で買っているが、ケンテングの平均的な世帯の月収が150万ルピア(約1万1千円)のなか、家計を圧迫し続けている。

 この日は、90世帯分の生活用水がわずか30分でなくなった。

 ケンテング一帯はコメや大豆、トウモロコシなどをつくる農村だが、干ばつで農作業ができない。ひび割れ、荒廃した田畑が広がっている。

 スマラン近郊でも水源の水量が昨年の半分以下に落ちたり、川が干上がったりと、水不足が深刻だ。

 「給水を続けてほしい」「今度はいつ来てくれるのか」。赤十字の地元支援長グシット・クリスティアワンさん(32)の携帯電話には、こんなメッセージが他の集落からも連日届く。

 今年は、干ばつの被害を受ける…

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