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 2027年開業予定のリニア中央新幹線をにらみ、長野県飯田市は11日、同市上郷飯沼に設置される長野県駅の駅前空間の基本設計案を決めた。「信州・伊那谷らしさ」「自然との調和」などをコンセプトに、県産材を使った樹状の柱で支える大屋根や芝生広場などを設け、来訪者だけでなく住民にも居心地のいい空間をめざす。

 対象は、JR東海が整備する高架の駅舎(長さ約1キロ)と高架下を除く約5・2ヘクタール。事業費は整備工事費41億円、移転する47世帯への補償費などを含めて計91億円にのぼる。基本設計案は当初、3月に決める予定だったが、「材料や工法などを精査し、積み上げた金額も示す必要がある」(牧野光朗市長)として、策定が半年先送りされた。

 有識者や行政、地域・各種団体の代表らによる「リニア駅周辺整備デザイン会議」で2年前から検討を重ね、この日の第6回会議で最終案として決定した。

 大屋根の柱は、前回示された鉄…

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