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 振り込め詐欺にもつながる迷惑電話を防ぐサービスがある。祖父を気遣う社長の思いが開発を後押しした。

 ――どんな会社ですか。

 「テクノロジーで社会課題を解決し、安心、安全に暮らせる世界をつくることをめざしています。迷惑電話をフィルタリングする事業が収益の大半を占め、携帯、固定電話を合わせ月間323万人に利用いただいています」

 ――サービスの仕組みは。

 「迷惑電話番号をデータベース化し、迷惑電話がかかってきたら自動的に警告や着信拒否をします。データベースには電話番号に関する情報を7億件以上蓄積し、迷惑電話の約99%を検出できます。振り込め詐欺などに使われた番号を全国の警察から提供してもらうほか、利用者に『許可』『拒否』された番号の情報も集めています」

 ――開発のきっかけは。

 「祖父が昔、(価値の低い土地を高値で買わされる)『原野商法』の被害にあいました。その後『カモリスト』(名簿)に載ってしまい、一人暮らしの家に色々な勧誘電話がかかってくるようになりました。私は心配になり、いい製品がないか探しましたが、見当たりませんでした。固定電話は番号さえわかれば誰でもプライベート空間に侵入できてしまうのに、安全が守られていない。何とかしたいと考えるうち、番号をデータベース化してフィルタリングすることを思いつきました」

 「2010年に開発を始め、11年に固定電話に接続する装置『トビラフォン』を売り出しました。電話に扉をつけて安全を守るという意味です。よりよい未来につながる扉という意味も込め、同じころ社名も変更しました」

 ――うまくいったので…

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