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 インコを虐待したとして、動物愛護法違反(愛護動物の虐待)の罪に問われた住所不定、無職坂野嘉彦被告(34)の初公判が11日、名古屋簡裁(上杉誌朗裁判官)であった。坂野被告は「その通りでございます」と起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述や起訴状によると、坂野被告は4月にインコを購入したが、鳴き声に怒りを感じるようになった。6月22日ごろ、名古屋市中村区の自宅でインコ1羽に避妊具をかぶせ、点火棒を押しつけるなどしたとされる。

 坂野被告は虐待の様子を撮影した動画をインターネットで公開。愛知県警に「インコを虐待している動画を投稿している人がいる」などと相談が寄せられて、事件が発覚した。

 裁判では、被告の捜査機関に対する供述調書の概要も読み上げられた。取り調べ時に、インコの鳴き声で夜眠れないうえ、当時の住まいはインコを飼ってはいけなかったため殺そうと決意した、などと動機を語ったことが明らかになった。