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 京都アニメーションの作品づくりに関わったことが「人生の誇り」という聴覚障害者の女子大生がいる。聴覚障害やいじめなどをテーマにした同社作品「聲(こえ)の形」で、手話のモデルを務め、自身が障害で周囲から孤立した時、作品から勇気をもらってきた。放火殺人事件から18日で2カ月。京アニが再び新たな作品を生み出すことを祈っている。

 生まれつき聴覚障害がある東京都の大学生樺沢(かばさわ)環(たまき)さん(20)。高校生の時、所属していた手話パフォーマンス団体の誘いで、2016年公開の聲の形で手話のモデルを務めた。

 映画では、耳が聞こえる少年将也が、生まれつき聴覚障害がある硝子(しょうこ)をいじめる場面がある。硝子と同年代の樺沢さんが、京アニの絵コンテなどに沿って、硝子の手話や立ち位置を実際に演技し、4方向から撮影した。その動画をもとに、京アニはアニメを制作し、手話の動きなどをよりリアルに描いた。

 樺沢さんが作品に「救われた」と実感したのは映画公開の2年ほど後だ。撮影当時は、ろう学校の生徒で、聞こえる人とのコミュニケーションに苦しむ硝子の気持ちが「ピンとこなかった」。だが、大学に入り、生まれて初めて、聞こえる人ばかりに囲まれた。

 ダンス部に入ったが、聞こえる…

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