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 英国が欧州連合(EU)からの離脱で揺れています。中心にいるのは、7月に首相に就いたボリス・ジョンソン氏(55)。ボサボサの金髪で「絶対に10月末で離脱する!」と繰り返す姿をニュースでよく見かけますが、いったいどんな人物なのでしょうか。ジョンソン氏の著書「チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力」の翻訳者でもある英国在住のジャーナリスト、小林恭子さんに聞きました。

     ◇

 ――ジョンソン首相をニュースで目にする機会が日本でも増えました。いったいどんな人物なのでしょうか。

 学生時代のクラスに、いつも何か面白いことを言ってやろうと狙ってる人っていましたよね? いわゆるお調子者。ジョンソン首相はそういう人です。何度か本人に会い話したことがありますが、非常に気さくで話しやすい方です。頭の良いエリートなのに、服装や髪形には無頓着で憎めない。そのあたりが人気の秘密だと思います。

 私が実際に見て印象に残っているのは、東京五輪・パラリンピック招致を目指して日本からロンドンに視察団が訪れた2012年の出来事です。当時ロンドン市長だったジョンソン氏はレセプションパーティーで、「何でも助けが必要なら言ってくれ。そうだ。ロンドン五輪で使った椅子が余っている。東京五輪で使わないか」などと、色んな人に次々に話しかけていました。人種や立場も関係なく、本当に誰にでも話しかけまくる人です。

 ――もともとはジャーナリストでした。

 かつては新聞記者でした。ジョ…

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