女性が男子サッカーをスタジアムで観戦することが禁止されているイランで、男装して試合を観戦しようとして逮捕、起訴された女性が焼身自殺を図り死亡した。入場禁止への抗議の自殺とみられ、「入場禁止は正当化できない。基本的人権を奪う行為だ」との批判が国内で強まっている。
イランメディアによると、女性はサハル・ホダヤリさん(29)。テヘランを本拠地にする人気チーム「エステグラル」の大ファンで、テヘランの裁判所前で2日、ガソリンを体にかけて焼身自殺を図った。全身大やけどで病院に運ばれ、9日に死亡した。
ホダヤリさんは3月、テヘランであった同チームの試合観戦のため、男装して入場を試みたが、身体検査に引っかかり拘束された。その後、保釈されたが「女性の服装規則を破り、公共の秩序を侮辱した」との罪で起訴されたという。2日が公判日で、6カ月の禁錮刑を言い渡される見通しだったとの情報もある。
インターネット上などでは「女…
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朝日新聞国際報道部