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 第4次安倍再改造内閣の発足に対し、野党側は対決姿勢を鮮明にする。10月の臨時国会では、立憲民主党を軸とする衆参両院の統一会派で結束し、新閣僚を中心に、問題発言などが取りざたされた閣僚の適格性を追及する構えだ。

 安倍晋三首相が「安定と挑戦の内閣」と銘打った今回の改造内閣について、立憲民主党の福山哲郎幹事長は11日夜の記者会見で「何を目指しているのか全く分からない」と指摘。千葉県内で台風15号による大規模停電が続くなかでの内閣改造だったことを踏まえ、「国民不在のお友達側近重用内閣」と批判した。

 野党は10月4日召集で調整中の臨時国会に照準を合わせる。立憲民主党や国民民主党などは衆参で統一会派の結成で合意。結成されれば、衆院で117人、参院で60人の勢力となり、質問時間の増加など国会での政府・与党への対抗力が高まる見通しだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は11日の記者会見で「政策、資質、問いただすことが山ほどある。大きなまとまり、強力な布陣で国会に臨みたい」と話した。

 臨時国会では、10月の消費税率の引き上げと影響、日米貿易交渉の大枠合意のほか、憲法を巡っても論戦を挑みたい考えだ。さらに改造内閣が「権力の私物化」(立憲幹部)として新閣僚に起用された首相側近らに矛先を向ける。

論戦不発なら野党も危機

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