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 宮城学院女子大(仙台市青葉区)は、戸籍上男性でも性自認は女性というトランスジェンダーの女性について、2021年度から学部への入学を認めることを決めた。文部科学省によると、同様の方針を公表した女子大は、お茶の水女子大、奈良女子大に続き3校目。私立では初めてになる。

 宮城学院女子大は学生数約3200人。これまでも、戸籍は女性で性自認が男性の「トランス男性」が複数在籍し、戸籍と異なる通称名を認めてきた。こうした経緯も踏まえ、17年度から学内の委員会で性的少数者の支援などを検討。今年3月の教授会でトランス女性の受け入れを決めた。近く「共生のための多様性宣言」として、平川新・学長が正式表明する。

 今後、性別を問わないトイレや一人で着替えができるスペースなどを整備する。本人がトランス女性だと開示するかどうかは、自己決定を尊重するとした。大学院での受け入れも、これから検討するという。(石橋英昭