【動画】VRで目の前にライオン! 闘病中の子どもたちが特別授業=竹谷俊之、菊池康全撮影
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 闘病生活を送る子どもたちにバーチャルリアリティー(VR、仮想現実)の技術で動物に親しんでもらおうと、埼玉県立けやき特別支援学校(さいたま市中央区)で11日、特別授業があった。子どもたちはVRゴーグルをつけ、朝日新聞デジタルの360度動画「いきもの目線」を楽しんだ。

 この日は、小学部1~6年の計12人が参加。東武動物公園の飼育員が先生役となり、クイズ形式で動物の特性について説明した。

 子どもたちがスマートフォンを取り付けた専用ゴーグルをのぞき込むと、一斉に動画が再生。フラミンゴ、カンガルー、ラクダ、ライオンが目の前にいるかのような映像に「かわいい」「なめられた」と声をあげた。

 動画再生にはVR企画・開発会社クリーク・アンド・リバー社(東京都)が授業のために準備したアプリを利用。スマホの一斉同期が可能で、全員が同時に映像を楽しんだ。

 子どもたちは併設されている医療センターに入院しながら学習している。ライオンの動画が印象に残っているという小学部5年の山際結愛さん(11)は「怖かったけど迫力があった。近くで見ることができておもしろかった」と話した。(小林孝也)