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 世界遺産の春日大社や東大寺などが集まる奈良公園周辺で、観光バスによる交通渋滞が深刻化している。奈良県は東大寺前の渋滞解消に乗り出したが、これが裏目に出て春日大社前があふれかえった。春日大社は10月から、初めて観光バスの駐車を「お断り」する対抗措置に出る。

 9月上旬、春日大社の駐車場に続々と観光バスが止まった。ぞろぞろと外国人観光客が降りてくると奈良公園に向かう。バス運転手の男性(67)は「インバウンド(訪日観光客)は短時間で色々な場所をまわり、到着時間がずれ込むことが多い。予約不要の春日大社の駐車場ばかり利用している」と話す。

 春日大社の駐車場がいっぱいになり、付近の渋滞がひどくなったのは今春からだ。東大寺の近くに、県営の奈良公園バスターミナルが4月にオープンしたのが原因とみられている。

 もともとは東大寺近くの渋滞が…

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