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 10月1日の消費増税への飲食店の対応が、分かれている。店内の飲食に10%、持ち帰りに軽減税率の8%を上乗せする原則通りのチェーンだけではない。店の内外どちらで食べても価格を同じにする会社があるほか、主力メニューに限ってそろえる会社もある。その狙いとは。

 タリーズコーヒージャパンは12日、店内での飲食と持ち帰りの場合で税込みの価格を別にする、と発表した。ハニーミルクラテのSサイズは、現在は税込み420円。これが、店内では429円、持ち帰りは421円となる。

 「お客様にとって一番混乱がなく、分かりやすい形を模索した結果」と広報担当者は話す。スターバックスコーヒーやドトールコーヒーも、店内と持ち帰りで価格は別だ。

 一方、日本マクドナルドはすべての商品について税込み価格を店の内外でそろえる。理由はやはり「分かりやすさ」だという。そろえ方は、7割ほどの商品で税込み価格を維持する一方で、約3割の商品では10円ずつ値上げする。例えば、100円のハンバーガーは110円にする。

 ファミリーレストランのサイゼリヤも税込み価格を店の内外で同じにする。9割以上の商品で据え置く。

 牛丼チェーンの松屋とすき家も、税込み価格を店の内外で同じにする。「牛めし」や「牛丼」の並盛りの税込み価格は上げない。ただ、ほかの商品については両社とも、税込み価格の引き上げに含みを残す。

 主力メニューとそれ以外で対応…

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