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 紅白のボーダー柄に、桜のロゴマーク。今月20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が身につける新ジャージーのデザインには、伝統が息づいている。一方、より軽く、より動きやすく、機能は大きく進化した。勝敗を左右するスクラムを助ける工夫も盛り込まれている。支えるのは、日本の「下町」の技術力だ。

 7月の発表会見で、新ジャージーを着て登場したリーチ・マイケル主将はうれしそうに言った。「快適だし、感覚はちょっとこれまでと違う。勝つイメージが持てる」。デザインのコンセプトは「兜(かぶと)」。和柄の地紋に、前立てを意識した胸部の赤いストライプで「武士道の精神」を表現した。「日本らしさ」にこだわったデザインだ。

 1999年大会からジャージーを提供しているカンタベリーオブニュージーランドジャパン(東京都新宿区)は、新ジャージー開発のプロジェクトを3年前から進めている。始まりは、選手への聞き取りだった。

 ポジションによって体格や役割…

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