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 世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2019」が12日、千葉市の幕張メッセで開幕した。来年から始まる次世代通信規格「5G」に関連したサービスの紹介が目立った。ゲームショウは15日まで(一般公開は14、15日)。

 「5G」の文字を大きく掲げたNTTドコモのブースには、初日からメディアや業界関係者が集まった。ブース内に5Gの基地局を設け、スマートフォンを使って5Gの世界を体験できるからだ。

 目玉の一つは、AR(拡張現実)を活用した格闘ゲームのeスポーツ観戦。5Gに対応したスマートフォンをかざすと、キャラクターの対戦が目の前の映像のなかで立体的に浮かぶ。スマホを持って移動すると、そのまま映像も動き、好きな場所から観戦できるのが売りだ。

 5Gの特徴は、現行の通信規格4Gの数十倍という「超高速」、通信のタイムラグが改善される「低遅延」、同時に多くの端末を接続できる「多数同時接続」といった3点にある。大容量のデータ配信を必要とするAR技術を使った格闘ゲームの観戦は、まさにこうした特徴を生かした。

 ドコモの森永宏二・コンシューマビジネス推進部ゲームビジネス担当課長は「5Gの魅力を最もわかりやすく示せるのがゲーム。消費者にも直接アピールできる」と話した。

 5Gで期待されるのは、専用機がなくても遊べる「クラウドゲーム」の普及だ。ドコモのブースでは、フィンランドのメーカーと組んで展開するクラウドゲームサービス「Hatch(ハッチ)」を、5G環境で体験することもできる。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、ゲームをダウンロードしなくても遊べる定額クラウドサービス「プレイステーションナウ」をブースで紹介。すでに70万人の利用者を持つが、通信環境がさらに改善されることで普及に弾みをつけたい考えだ。

 東京ゲームショウには40の国と地域から655の企業・団体が出展し、期間中に25万人の来場者が見込まれている。

■クラウド対応迫られる…

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