14日に開幕するバレーボールのワールドカップ(W杯)女子日本代表15人に、19歳のアタッカー石川真佑(東レ)が初めて選ばれた。兄は23歳で男子日本代表のエース石川祐希(イタリア・パドバ)。「W杯で終わりじゃない」と真佑。東京五輪出場を果たすためにも大事な舞台になる。
「小粒でもピリッと辛いプレーが持ち味」と中田久美監督は評す。
真佑は東京・下北沢成徳高を今春卒業した。身長171センチはトップ選手の中では長身とはいえないが、高いブロック相手に器用に打ち分ける。7月のU20(20歳以下)世界選手権と、8月のアジア選手権の優勝に貢献し、いずれも最優秀選手に選ばれた。
その活躍ぶりに中田監督は「…