「無頼漢の家系は犯罪者生む」 差別的文書、市長が謝罪

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 福岡県みやま市の松嶋盛人市長が、8月の市幹部職員研修で講師を務めた際、優生思想につながる約150年前の米国の家系調査のデータを示し、怠惰な無頼漢の子孫は精神や肉体を病む者や犯罪者が多いなどとする差別的な文書を配布していたことが13日、明らかになった。松嶋市長は同日、臨時記者会見を開き、謝罪した。

 松嶋市長は会見で「人権上、配慮に欠けた文書で、人権擁護の推進を図る市長でありながら、このような事態を招いたことを重く受け止めています」と語り、謝罪した。辞任は否定した。こうした文書を配布した理由については「優生思想(の問題点)への認識がなかったため」とした。今後の職員研修については「最後まで講師をやらせていただきたいが、検討したい」と語った。

 市長によると、研修会は同市の課長級以上の半数にあたる22人を対象に8月26日に開催。講師として「一人の人間の徳の有・無がいかに家族や子孫に大きな影響を及ぼすか。私たちは、肝に銘じなければならない」などと書かれた文書を配布した。

 1877年に米国で発表され…

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