【動画】新たな命を育む夏の屋久島の海=水中写真家・高久至さん撮影
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 夏の屋久島の海で、新しい命が生み出される光景を島在住の水中写真家、高久至さん(37)が撮り続けている。

 夜明けの海に潜ると、口の中で育てられたホシカゲアゴアマダイの稚魚が、吐き出されるように立ち昇っていく。岩の上に広がる卵に口を寄せて酸素を送るのはクマノミ。白い卵を浮かび上がらせるサンゴの周りには、卵を狙うチョウチョウウオなどの姿も。

 春から夏にかけ、アカウミガメなどの繁殖行動も観察した高久さんは「海の中で繰り広げられる神秘的な生命の営みを知ってほしい」と話している。(屋久島通信員・武田剛)