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 警察官が抵抗する容疑者を取り押さえる際の「逮捕術」を競う中四国大会が12日、高松市であり、岡山県警が男子団体戦で優勝を果たした。これまでは中国、四国で別の大会だったが、今年4月に中四国の両管区警察局が統合され、初めての中四国大会となった。

 逮捕術は柔道や剣道、空手、合気道などを組み合わせた警察独自の技。種目によって、手に何も持たない「徒手(としゅ)」や、警棒、警杖に見立てた竹刀を持って戦うものがある。試合では、道着と防具を身につけ、道具で肩や小手を打ったり、投げ技や蹴りを決めたりすると一本となり、先に2本取ったほうが勝つ。

 大会には中四国の9県警から男女95人が参加。6人1チームの男子団体戦で岡山県警は4試合で全勝し、優勝した。主将をつとめた機動隊の秋庭透巡査部長(34)は「実際に犯人を制圧しているという意識で取り組んだ。市民が安心できるよう、今後も気を引き締めて訓練に臨む」と話した。昨年度の中国大会は西日本豪雨の影響で中止となった。(榧場勇太)