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 NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、ロケ地の一つとなった北海道陸別町。主人公・なつが育った「柴田牧場」のロケセットのサイロが移設され、13日から一般公開が始まった。野尻秀隆町長ら関係者がテープカットで門出を祝った。

 移設先は、町内の「駅前多目的広場」。サイロは高さ約8メートル、直径3・6メートルで、町内の酪農家の建物でロケが行われていたため、一般の人は立ち入りができなかった。7月上旬のロケ終了後、NHKから無償譲渡を受けた町観光協会が、町や十勝総合振興局の補助を得て移築した。

 同観光協会の本田学会長は「サイロは『なつぞら』のロケが陸別町で行われた証し。これをきっかけに、ファンを始め多くの人に陸別町に来てほしい」と話す。

 このほか十勝地方では、帯広市の「真鍋庭園」で、なつに影響を与えた青年画家・山田天陽の家やアトリエのロケセットが、新得町では柴田牧場の新牛舎や家の玄関部分などの公開が始まっている。

 野尻・陸別町長は「十勝のあちこちにあるロケ地を観光客に周遊していただけるよう知恵を出していきたい」と話している。(中沢滋人)