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 日産自動車の西川(さいかわ)広人社長兼CEO(最高経営責任者、65)が16日に辞任する。日産は10月末をめどに後任社長を選ぶ方針で、役員人事案を決める権限を持つ指名委員会による候補者選びが近くヤマ場を迎える。「ポスト西川」選びは、日産と仏自動車大手ルノーの提携関係の見直しにも影響を与えそうで、指名委が誰を推すかに注目が集まる。

 経済産業省出身で指名委の委員長を務める豊田正和氏は9日の記者会見で、後任社長の候補者を7月の段階で10人程度に絞り込んだことを明らかにした。日産社内での昇格に加え、日産OBやルノー出身者、社外の人材などがリストに残っており、外国人や女性も含まれているとした。

 社内からの昇格では、関潤(58)、内田誠(53)の両専務執行役員を推す声がある。ともに日産にとっての重要市場である中国の合弁会社「東風汽車」の総裁を経験した。将来の経営トップの登竜門とされるポストだ。次期社長が選ばれるまでの間、暫定的に社長兼CEO代行を務めるナンバー2の山内康裕COO(最高執行責任者、63)が、そのまま西川氏の後任に就く可能性も残る。

 関係者によると、指名委はリストに残る10人程度と順次面談し、本人の意思や日産の今後の戦略についての考え方などを聞く予定だ。豊田氏は会見で「ポスト西川」の条件として、リーダーシップがあり、世界の自動車業界に詳しく、ルノーや三菱自動車との連合に「深い理解と関心がある」という条件を挙げた。

 指名委のメンバーにはルノーのジャンドミニク・スナール会長も名を連ねており、ルノー側がどんな候補者を推すかも注目される。日産とルノーの経営統合に前向きな候補者を推すことも考えられ、人選が難航する可能性もある。

 時間的な余裕は少ない。指名委の一人は「指名委のメンバーと候補者の面談を調整するだけでも大変。10月末までになんとか間に合わせないと」と話す。

■「日産とルノー」…

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