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 昭和大(東京)は13日、同大医学部の入試不正について調べていた第三者委員会(委員長=榊原一久弁護士)の調査報告書をホームページで公表した。一部の繰り上げ合格者の男女比に「合理的理由を見いだすことができない」差があるとし、女性差別があった可能性を指摘した。

 昭和大をめぐっては昨秋、一般入試のうち、面接と小論文、高校からの調査書で判断する2次試験で、現役と1浪の受験生に加点し、さらに一部の試験で合格者を決める際、同窓生の親族を優先させる不正が発覚。女性差別については大学側は否定していた。文科省が昨年9月に公表した調査結果によると、昭和大は過去6年間の平均で男子の合格率が女子の合格率の1・54倍あり、81大学の中で2番目に高かった。

 報告書によると、2013~19年度入試を検証した。Ⅰ期試験では、いずれの年度においても一定の成績以下で繰り上げ合格になった男女の数が大きく異なっていた。13年度男性137人、女性3人▽14年度男性127人、女性6人▽15年度男性122人、女性8人▽16年度男性92人、女性6人▽17年度男性73人、女性2人▽18年度男性56人、女性0人だった。

 繰り上げ合格の決定は、少数の…

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