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 京都市東山区の平安京の葬送地「鳥辺野(とりべの)」があったとされる一角から、平安時代後期の方形区画墓や木棺墓などの墓跡がみつかった。鳥辺野は「徒然草」や「源氏物語」などの文献を通じて平安京造営以来の代表的な葬地として知られていたが、考古学的に裏づけられたのは初めて。

 発掘調査会社「文化財サービス」(京都市)によれば、ホテル建設に伴い、昨年12月から約800平方メートルを調査。これまでに初の武家政権を樹立した平清盛(たいらのきよもり)一族の屋敷跡の可能性が高いとされる遺構(12世紀中ごろ)が出土していたが、さらに掘り進めた結果、11世紀中ごろ~12世紀初めごろとみられる方形区画墓3基と木棺墓3基がみつかった。

 方形区画墓は周囲を掘った土を盛ってつくられた墓。今回出土したのは平行する直線上に並べられ、墓同士も重ならないよう配置されており、文化財サービスは計画的につくられた墓域だったとみている。

 また、墓前に置かれたとみられ…

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