文・写真 鈴木智之
18歳から週3回の透析を受ける患者として、他の患者に安心できる情報を届けようと、腎臓病の専門サイト「じんラボ」を運営する宿野部(しゅくのべ)武志さん(51)。大学を卒業してからソニーで働いていたが、37歳のとき、「世話になってきた医療に貢献したい」と、父親の反対を押し切って会社をやめた。
腎臓病の基礎知識をまとめ、患者や家族が意見交換できる情報サイト「じんラボ」を6年前から運営する。無料登録できる会員数は2600人以上。今年はネットを使わない高齢者らのために、医師との会話のコツや透析の必携品などをまとめた冊子も作った。
埼玉県出身。3歳のころ、慢性腎炎と診断された。中学生になると薬の副作用で顔が腫れ、「醜い顔」といじめられたことも。高校3年の受験勉強中に重い腎不全となり、透析を始めた。
大学卒業後はソニーに入社した…
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朝日新聞社会部