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 インターネットでのチケット販売で虚偽の表示をして購入を急がせたなどとして、消費者庁は13日、チケット転売の仲介サイトを運営する「viagogo AG」(本社・スイス)の社名を消費者安全法に基づき公表し、消費者に注意を促した。

 消費者庁によると、同社が運営する「viagogo」は購入手続きの画面で「希望者が多いため、購入完了まで6分とさせていただきます」などと表示。しかし、その時間内に手続きをしなくても、ほかに購入希望者がいない場合は新たな時間が加えられる仕組みのため、購入できなくなることはなかった。

 また、転売チケットの場合はイベントに入場できない場合があるにもかかわらず、「他人名のチケットでも確実に入場できる」と案内していた。サイトの画面にアーティストの写真が掲載されるなどしていることから、正規のチケットサイトと勘違いしたまま購入するケースもあったという。

 「キャンセルに応じてもらえない」などといった相談が全国の消費生活センターに昨年以降、3575件寄せられていた。同社は「表示は改善を検討する」と、消費者庁に説明しているという。