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 福岡・太宰府名物として知られるふりかけ「梅の実ひじき」の製造会社「十二堂」(福岡県太宰府市)は、「梅の実ひじき」の製造を休止すると自社のホームページ(HP)で明らかにした。梅の仕入れ先の会社について、産地偽装の疑いが報道されたことを受けた対応と説明している。

 梅の実ひじきは、梅の実とシソ風味のヒジキを使ったふりかけ。福岡土産として空港や駅で売られている人気商品。

 十二堂によると、梅は問屋を通じて仕入れ、国産梅の証明書付きだった。しかし、梅を供給していた北九州市小倉南区の食品製造会社が、朝日新聞など報道各社の取材に対し、中国産の梅を国産と偽っていたと認めていた。十二堂はHPで「私どもの思いが裏切られた。ご愛用いただいた皆さまの気持ちを損なう結果となり、深くお詫(わ)びします」と説明している。

 食品加工会社は取材に、中国産の梅を加工後、袋詰めする際に「国産」と書かれたシールを貼り付けたと説明している。