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 旅回りの座長たちが集う恒例の「全国座長大会」が14日、福岡県飯塚市の芝居小屋「嘉穂劇場」であり、座長たちがあでやかに舞踊を披露した。升席のお客さんは、お目当ての役者が登場すると舞台や花道に駆け寄り、何枚もの1万円札で作った祝儀を衣装に飾り付けた。股旅物の芝居も上演された。

 嘉穂劇場は2003年の水害で浸水したが、全国からの支援で復興を遂げた経緯がある。冒頭の口上で九州演劇協会の橘大五郎会長は、8月下旬に佐賀県で起きた水害の被害に触れ、佐賀からの団体客のキャンセルがあったと明かした。「この舞台を見ていただいている間だけでも、少し心に安らぎを、癒やしを感じていただけるように一生懸命頑張ります」と語った。(垣花昌弘)